2010（平成22）年12月21日（火）　追悼法要

当日のスタッフ

各宗旨宗派それぞれの袈裟と法衣をまとい、厳粛な気持ちで法要に臨みました。
「自死に向きあう広島僧侶の会」のメンバーが中心となって「自殺対策に取り組む僧侶の会(東京)」と「自死に向きあう関西僧侶の会」が支援しました。

法要に先立ち、代表から亡き人を偲ぶ大切な時間を一緒に過ごしましょうと挨拶があり、亡き人がいのちを精一杯生ききったこと、今は仏さまの国で心穏やかに過ごしていらっしゃることなどを確認しました。

超宗派ならではの法要にしようと、スタッフ間で討議し、独自の式次第を営みました。
雅楽による入堂･代表挨拶･坐禅と続き、表白･読経･称名念仏の後、回向が読み上げられました。当日は7名のご遺族がお参りし、仏さまの前に座って大切な人との別離を見つめ直していただきました。

開式前に灯籠に亡き人へのメッセージを記入いただきました。
坐禅前に仏さまの灯明を分灯し、読経中に、献灯･献華･お焼香していただきました。

法要後の茶話会には全員参加いただき、法要を勤めた僧侶とともに、その日の気持ちをゆっくりと分かちあいました。

灯籠のメッセージは、帰り際に外の回廊でお焚き上げしていただきました。

超覚寺（広島市中区八丁堀）